高校野球にかかわるバイトをしたお話
今週のお題「激レア体験」
こんにちは!本日は今週のお題に取り組んでみようと思います!激レアかどうかはわからないですが、私的には貴重な体験だった高校野球のスコアを書くバイトについて書いていきます。
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本日は中村倫也さん一切関係ない記事です。が、少しは倫也さんのお話をば。朝のニュースなどでも取り上げられているので、ファンでなくてもご存じかもしれませんが、このステイホームの期間中に、YouTubeにたくさん動画がアップされています。
倫也さんのご自宅から、ファンからの質問に答えたり、料理を作ったりとにかくマイナスイオンたっぷりの動画です。優しい気持ちになりたい人にはおすすめなので、ファンじゃない方もお時間あったら是非。
中村さんちの自宅から1
本日時点で13本の動画がアップされています。
さて、本日のテーマは
高校野球にかかわるバイトをしたお話
です!!
以前別の記事でも書いたのですが、大学生の時はいろーんなバイトをしてきました。
seeen-tomoya.hatenablog.com
そのうちの一つとして、高校野球のスコアを書くバイトをしておりました。
スコアってただ得点だけではなくて、ボール、ストライク、ファウル、どこにヒットを打ったのか、その時ランナーがどう進塁したのか、誰がエラーしたのか、どうやってアウトになったのか、などを全て書き込んでいくシートのこと。
なので試合中は結構忙しいです。笑 高校野球はプロに比べてテンポも速いし、選手交代も多いので。
このバイトが何のために存在しているかというと、
次の日の新聞に載る選手の成績を記録するためです。
誰がホームランを打ったのか、誰がヒットを打ったのか、誰が何個三振を奪ったのか、誰が代走で出場したのか…
私がバイトをしていたのは夏の高校野球の都大会。たとえ一回戦であっても、少しでも出場したことが新聞に載るのは、本人にとっても家族にとってもものすごく大事なことです。多くの選手が、小学生の頃から必死に必死に目指してきた舞台だから。
超絶下手くそでしたが、
私も小学生の頃少年野球チームに入っていたので、
そういう少年たちの思いは知っているから余計に。
私たちスコアラーは大体の球場では、バックネット裏の冷房ガンガンの場所にいます。でもその裏側にいても、グラウンドの熱は伝わってきます。球場アナウンス担当の女子高生達の努力を隣で見ることができます。吹奏楽部や応援団の必死な応援も目に入ります。高野連のおっちゃん達も球児たちのそれぞれのひと夏のために、尽力していることを知ることができます。
だから私も微力ながら、必死に、正確に、スコアをつけるように頑張りました。
今年はセンバツが無くなり、夏も無くなってしまう可能性も高いでしょう。私自身、高校時代はバトミントン部でしたし、母校の野球部は毎年1回戦負けで、野球部の応援には行けたことはありません。
でも大学生の頃のスコアバイトで高校野球に関わる人達の熱い想いを知ったから、他人事には到底思えません。
そして当然これは野球に限った話ではありません。インハイも中止になりました。
じゃあ自分に何ができるのか…
正直なところわかりません。
ただ、世の中には、こういった人生をかけて取り組んできた何かを、諦めなくてはいけなくなった人が、たくさんいるということを、せめて理解しておかないと、と思いました。
元々高校野球に関わりのなかった私が高校野球の舞台を少し知ることが出来た激レア体験のお話でした。
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~~あとがき的なやつ~~
野球、特に高校野球は注目度が非常に高いスポーツです。
だから理解を示せる人も多いでしょう。
全てを知ることはもちろん出来ないけれども、こういった自分が知っていることから、中々取り上げられない誰かの苦しみ、悲しみも想像して、理解を示せる人になりたいな、と思いました。