中村倫也を語りたい

中村倫也ファンによる中村倫也ファンのためのファンブログ。倫也さんのことを中心に書いてく予定。予定は未定。

失ってから気づくこと

こんにちは。
今日は短めな記事ですが、Twitter等でこの件について何かを呟くことに躊躇いがあったので、ブログに書いておこうかなと思います。



7月18日の午後。
私は映画をハシゴしていて、ちょうど2本目のスクリーンに入り、予告が流れる中Twitterを見ていました。
トレンドに彼の名前を見つけ、最近は有名人の名前を見るとコロナ…?と心配してしまう節があり、すぐに何があったのかと見にいきました。



全く信じられないニュースでした。…が劇場内が暗くなり、仕方なくスマホを電源OFFにしました。
大した情報も見られないまま情報が遮断されましたが、信用度が低くない媒体が報じていたので、胸がザワザワして落ち着きませんでした。
ただかなり楽しみにしていた映画でしたし、やっぱり俄には信じられないニュースでしたし、1度忘れて映画に入り込もうと思いました。

映画自体は感動するものではありましたが、多分感情が少し壊れていて、ここまで泣く映画ではないはずなのにぼろぼろ泣きました。



映画が終わり、SNS等で改めて情報を見ても状況は変わっておらず、著名人の追悼コメントも流れてきていて、街を歩けばスマホを見て驚いてる人の声も聞こえてきました。


これは現実に起きていることなのか。
やっと認識しました。
家に帰る道中、何回か涙が込み上げ、その度我慢しました。


ただ正直言って、私は特別彼のファンだというわけではありません。なのにどうしてこんなにショックを受けているのだろうか。


振り返ってみると、素晴らしい俳優さんなのに、彼の作品で私が見たことがあるのは、「14歳の母」「恋空」「ブラッディ・マンデイ」の3作品だけ。

そして全て私が中高生の頃の作品だったと思います。


大人になってから、私は彼の作品を何も見ていないことに、初めて気づきました。


そしてこの日放送された映画「コンフィデンスマンJP」。ドラマも見てなかったですし、元々見る気は全く無かったのですが、訃報を受けて映画を見ました。


とっても面白かった。最新作も見に行きたいと思いました。


最後に流れたエンドロール。
彼の名前が流れた時、私は初めてたくさんの涙を流しました。


先程あげた3作品以降、何も見ていなかったけど、私は彼のことが好きだったのだと、気づきました。


だから、ただただ、悔しかったんだと思います。


何故こんなに素晴らしい人が亡くなってしまったのか。
何故こんなに素晴らしい役者さんの演技を今まで私はもっと見てこなかったのか。



今後悔しても遅いけど、
私なんかが何か出来ることがあったかといえばなかったのかもしれないけど、
めちゃくちゃ悔しい。



失ってから、気づいても遅い。



こんな後悔はこれからはしたくない。



そのために私は何をすればよいのか、よく考えて生きていきたいと思います。





最後に一つだけ。

天国では、どうか、心から笑って過ごせますように。