中村倫也を語りたい

中村倫也ファンによる中村倫也ファンのためのファンブログ。倫也さんのことを中心に書いてく予定。予定は未定。

同じ人間なんだなぁ。。~やんごとなき雑談分析~

こんにちは!
皆さん、6/5発売のダ・ヴィンチにて連載されている中村倫也さんのエッセイ「やんごとなき雑談」は読まれましたか?緊急事態宣言が解除されたとはいえ、気軽に本屋に行くのも難しい時期が続いていますし、まだ読めてない人も多いかと思いますが、今日はその感想を書いていきたいなぁと思います。ネタバレ嫌な人は本誌読んでから見ていただければ嬉しいです。この記事タイトルは読み終わった瞬間にまず私が頭の中で呟いた一言です。


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今日は私のブログでこの辺りにいつも書いてる「雑談」なく、本題に入っていきますよ~笑


ということで、本日のテーマは

同じ人間なんだなぁ。。~やんごとなき雑談分析~

です!!!

※今までの記事と表記合わせるために分析って書いてますが、分析じゃなくて感想の面の方が強いです!



6/5発売のダ・ヴィンチにて倫也さんが連載をしているエッセイ「やんごとなき雑談」。今までは基本的には本屋で立ち読みをして、気に入ったらとか他の特集でも倫也さん載ってたら買うっていう感じでしたが、このコロナの影響で本屋に行けない時期があったのと、今は本屋行けますがこの状況下で立ち読みなんかしたくないので、某Rマガジンさんを先月から利用開始。笑(どんどんサブスクへの出費が増えますね…)編集担当さんからのワクワクさせられるツイートもあり、日付変わる前からドキドキで、0時になった瞬間に速攻アプリを起動して読みました。


きっとこの自粛期間のことを書かれるんだろうなと想像はしていたので、それは予想通り。でも綴られていた文章は私の想像をはるかに超えるもので、いつも通りするすると読み終えた瞬間から、じわじわと胸の中が苦しくなって、目頭が熱くなりました。
アプリを閉じて、頭の中で情景をもう一度思い浮かべたあと、彼の思考の流れを自分の頭の中にも当てはめてみて、自粛期間中に私に起こった出来事、私の頭の中でずっと考えていたこと、自分の中に初めて生まれた感情なんかが、私の頭の中でもシューティングゲームを始めてしまい、しばらく寝れない時間を過ごしました。


という文章を書いている今でさえ、彼のエッセイが頭に浮かんできて、また泣きそうになっています。



自粛期間中に配信してくれた様々なコンテンツへの思いも触れられていました。
少しエッセイの内容から話はそれますが、彼が配信してきたコンテンツの中では「コロナ」や「自粛」といった直接的な言葉はほとんど出てこなかったし、「STAY HOME」のタグ付けがされることもなかったし、頑張っている人たちへの感謝やねぎらいの言葉を直接的にかけることもほとんどなかったと思います。

彼自身も仕事がほとんど無くなってしまった状況の中で届けられた、ナチュラルに語り掛けてくる動画や、ほのぼのする動物の漫画や、いろんなことを想起させた絵本の読み聞かせは、私たちに向けられた彼なりの応援のメッセージだったり、私たちを楽しませるためのコンテンツであることは、わざわざ言葉で明確に示されなくても明らかでしたよね。だからこそ、私はこの2ヶ月の自粛期間を辛くなることなく幸せな気持ちを持ちながら過ごすことができました。



”彼はなんて凄い人なんだろう″


この自粛期間中に何度も何度もこう思いました。役者さんとして凄い人なのは、沼歴が浅く映画やドラマに詳しくない私が言うのもあれですが、ファンになったときからずっと思っていたことです。でもこの自粛期間中、この人は一人の人間として、なんて凄い人なのか、素晴らしい人なのか、と改めて何度も思わされました。
私のTwitterのフォロワーさんたちのツイートを見ても、同じような感覚を皆さん持っているように感じました。



だからこそ今月の文章は私の心にとっても刺さりました。
私自身の話を少しさせてください。

私の仕事は医療関係でもないし、運送業でもないし、飲食や食品の販売関係でもないし、ていうかそもそもメーカー系ですらないし、その他もろもろの自粛期間に生活を支え続けてくれた業界ではありません。ざっくり書けばある専門的なサービスを法人相手に提供してお金を稼ぐ会社です。工場の生産ラインを変えて、今の世のためになる何かを作り出すようなことすらできない会社です。普段から何一つモノを作っていないから。
だからこの期間中、私の仕事って生きていくうえで誰かに必要とされる仕事ってわけではないよな、と思いました。


私は有事の時にこそ頑張って働くような仕事に就く自信はなかったし、社会情勢なんかに影響を受けにくい業界がいいなぁと利己的に考えていたので、就活の時期からあえてそういう業界を選んで、今の会社で働いています。
それがどういうことなのかはわかっているつもりでしたが、いざこういう事態が起こって、ずっと在宅勤務をして、給料もいつも通り出ていて、のうのうと生きていることに、すごく申し訳なさを感じていました。
さらに言えば子供もいない結婚もしていない独り身で(しかも彼氏もいないから会えないっていう悩みすらない…)、実家からも離れひとりで暮らしていて、この状況下でプライベートでも何も不都合がない私なんかが弱音を吐くことは許されないと思ったし、そんな私だからこそ少しでも何か周りのために楽しませるコンテンツを生み出せないかなって思ってました。


読める人は限定していましたが柄にもなくあえてお話をたくさん書いてみたり、このブログで面白いことが書けないかなって頑張ってみたり。
私なんかが影響を与えられる範囲はそれこそほんとにわずかだし、そんなことをしても意味なんてきっと無いし、そもそも大したものは生み出せなかったですが、そうでもしてないとこの状況下で自分が生きている意味を見出せないような気すらしたからです。



だから今月のやんごとなき雑談の私の感想は一言でいえば「同じ人間なんだなぁ。。」です。

今の自分の状況に申し訳なさを感じてしまっていること、自粛期間に自分にできることを考えて実行していること、頭の中にいろんな思いが駆け巡っていること、久しぶりに外に出たときに感じたこと、なぜか涙があふれてしまったこと。
彼が感じたことが素直に入ってきたし、みんなもきっとこんなことがあったりしたよね、と寄り添われているようにも感じました。


私もこの期間中、久しぶりに外に出たときに一度、何故だか泣いてしまったことがありました。下はその時のツイート。


多分久しぶりに触れた生身の人の優しさから泣いてしまったのかなと今振り返れば思いますが、そんな大それた出来事ではないはずだしこの時は自分で意味が分かりませんでした。弱音を吐いてはいけないって勝手に自分に制限かけていたから、それが決壊してしまったってことなのかなとも思います。


同じようなことを考えている…!なんておこがましいけれども、この期間に彼が感じたこと、体験したことがものすごく身近に感じられる文章で、この自粛期間中、凄い人だ…と何度も思い続けてきた彼もまた、

”同じ生身の人間なんだ”

と感じずにはいられません。


でも「自分を追い込んでいた」という彼の言葉は私のそれとはきっと全く比較にならないくらいの追い込みになっていたんだろうと、少し胸が苦しくなりました。彼はただでさえ普段からいろんなものをしょい込んでいるんだろうに…。
でもそれを季節に持ってもらったりもできるんですね。なんて素敵な表現だろうか。最後は温かい気持ちになりました。彼はとっても優しい人ですね。




私が彼に返せることなんて本当に何にも無いといつも思ってしまうのだけれど、彼の供給してくれるものに出来うる限りの対価を払って、迷惑にならない程度に好きという感情と感謝の言葉を伝えて、たまにはファンレターなんかを書いたりしながら、ずっと彼のファンであり続けたいなと。


そしてこれは以前のブログでも書いたのですが、この自粛期間中には、彼のことを好きでいる自分さえも好きになりました。
こんなに素敵な、素晴らしい人を追いかけている自分のことが、です。



皆さんは今月のエッセイにどんな感想を持ちましたか?

そして、自粛期間中に彼から何を受け取りましたか?



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~~あとがき的なやつ~~

いくら言葉を尽くしても、やっぱり彼から受けとったことを、自分の思いを、表現しきれている気はしません。
でも、絵も描けない、Tシャツも作れない、レシピも真似できない、という私のような不器用でめんどくさがりな人間は、こういうことでしか倫也さんへの思いを昇華させることができないんです。
これからも、彼のことを、彼から受けとったことを、ぽつぽつと書いていきたいなぁと、改めて思いました。

あとひとつ嬉しいお知らせが♡
公開が延期されていた映画「水曜日が消えた」の公開日が決まりましたね!!
6/19(金)!!!楽しみですね!!!

正直この時期での公開は障害も多いだろうと思います。ただ、元の公開時期が5月だったことと、もっと先に延期した場合の改めての宣伝費なんかをいろいろ考慮したうえでの、解禁後すぐのこの時期の公開なのかな…と。どうせ会社から日比谷は近いし、私はできる限り通いたいなと思います。