中村倫也を語りたい

中村倫也ファンによる中村倫也ファンのためのファンブログ。倫也さんのことを中心に書いてく予定。予定は未定。

ドラマ「美食探偵 明智五郎」第5話感想文【特異な親子関係】

こんにちは!
ドラマ「美食探偵 明智五郎」第5話の感想文です。気づいたらもう中盤ですね!早い…そして第5話からは原作にないオリジナルストーリーとなります。


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まずは概要とあらすじから。

【概要】
ドラマ「美食探偵 明智五郎」

脚本:田辺茂範

出演:
中村倫也明智五郎
小芝風花/小林苺
小池栄子マグダラのマリア
北村有起哉/上遠野透
佐藤寛太/高橋達臣
富田望生/桃子
武田真治/伊藤・シェフ
志田未来/茜・林檎


原作:東村アキコ「美食探偵 明智五郎」
集英社ココハナ」連載

主題歌:「Time」宇多田ヒカル
youtu.be
※フルバージョンの配信がスタートしております。
各々のアプリ等でDL出来ますのでご確認を。


【あらすじ】
同級生が無惨な殺され方をされた上にその犯人も救えず、明智(中村倫也)は憔悴して事務所に引きこもっていた。苺(小芝風花)が気分転換にと明智をショッピングに連れ出すと、上遠野(北村有起哉)と娘の小春(横溝菜帆)に遭遇する。小春の様子がおかしいと感じていた上遠野は、小春の身辺調査を明智たちに依頼する。調査の結果、小春は小学校で乳製品アレルギーをきっかけとしてイジメにあっていることがわかった。小春は両親には心配をかけまいと気丈にふるまうが、SNSでは「死にたい」と呟くほど追い詰められていた。その投稿にマリア(小池栄子)が目をつけ、小春に恐ろしい殺人計画を持ちかけ一一?


公式さんのより詳しいあらすじはこちら。
第5話ストーリー│美食探偵 明智五郎|日本テレビ


さて、本題の感想文を書いていきます。

第5話の私的注目ポイントは2つ。

  1. 仕返しは善ではない
  2. 特異な親子関係

本日は第5話の事件の結末についてのネタバレありです。


1.仕返しは善ではない

見出しだけ見ると当たり前のことですが…笑
第5話はそれを改めて感じさせるお話でした。


これを語ると結果的に事件の結末に触れざるを得ないので…視聴前に読んでくださった方はすみません。


小春は乳製品アレルギーであるにもかかわらず、担任の先生にそれを理解されず、"給食ハラスメント"を受け続けます。

それを見ていた同級生たちも恐らく最初はからかいから始まったのでしょうが、陰湿ないじめへと発展していってしまいました。


アレルギーなだけでなぜいじめ?と思いましたが、まさか担任の先生が発端だったとは…なんともひどい先生です。


小春はこのいじめの苦しみをSNSで呟きますが、それを見つけ出し、利用したのがマリア。マリアは小春を苦しみから解放するためと称し、小春のクラスの担任の先生や生徒を毒を混入させた給食で毒殺する計画を立てます。


結果的には明智や苺、桃子の働きにより、計画を未然に防ぐことに成功しました。


明智はこの最中にアレルギーの恐ろしさを滔々と生徒や担任の先生に説いていく。ここはスッキリする場面でしたね。事件の発端はクラスでのいじめにあるのだから。


しかしそれを最後に遮ってまで、上遠野親子はクラスの皆に謝罪をする。
小春自身が計画した事件ではなかったにせよ、未遂で終わったにせよ、怖い思いをさせたクラスメイトにまずは上遠野たちから、謝罪をした。


その後クラスメイト全員、そして担任からも謝罪があったのかどうかはわかりませんが。


いくらひどい仕打ちをされていたとしても、仕返しをしてもいい免罪符にはならない。

先にひどいことをしたのはあっちだから。私は謝らなくてもいい。私は悪くないんだ。

そんな思考にもなってしまいがちですが、どんな理由であれ”悪いことをしたから謝る"この至って常識的な、当たり前のことを当たり前のようにした上遠野たちが素晴らしいなと思えるお話でした。

上遠野はマリア・ファミリーに対して、構造的に真っ向から対抗する行動を示した。

マリア達は殺してしまっていて、もう後戻り出来ないからというのもあるかと思いますが…


前回の事件が後味悪すぎましたからね…今回は少し救われるお話でよかったです…





2.特異な親子関係

今回は上遠野親子を描いたお話でしたが、これにひっかけたのでしょうか?明智とマリアの"親子"関係も描写されておりました。


体育館倉庫でのやり取りを見てて感じたのは、マリアのわがままな"子ども"感です。
ああ言えば、こう言う。私には子どもの屁理屈にしか聞こえなかった。

明智が生み出してしまったとはいえ、殺人鬼になっているということは、ある意味精神的に幼いから?なのでしょうか?


そしてここでの明智の台詞で印象に残ったのが「そうだね」という台詞。

明智がマリアに対してかける言葉にしては、ぱっと聞いた感じでは少し違和感がありました。

このマリアの幼さ?に対する、マリアを宥めようとする台詞なのか、マリアに対するやるせなさから来る台詞なのか。とりあえず話を進めるための台詞なのか。


そういったことを考えると、「そうだね」という台詞が、しっくりと来るような気がしました。


ん~~でも難しいですね。私が明智×苺の超過激派だからかもしれません。笑
つまり私はマリアに一切共感できてません。最初の事件はまぁ少しはわかるけども。

明智の感情がまだよくわかりませんが、明智が最後に苺にかけた台詞で全て許しました。笑


seeen-tomoya.hatenablog.com


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~~あとがき的なやつ~~

第6話も無事に放送される様でほっとしました。でも次で一旦中断になるのでしょうか…

仕方ないこととはいえ、めちゃくちゃ辛いです。制作陣の方が辛いでしょうが…


そして!
倫也さんの過去作を見れる機会が増えました。

Huluではホリデイラブの配信が5/12~始まります。第4話で恐ろし~い演技をしていた仲里依紗さんとの共演作ですね!ホリデイラブは倫也さんが恐ろしい方ですが笑
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そしてTBSで凪のお暇が一挙放送だそうです!これも嬉しいですね~♡



見逃した方はこちらから。
視聴期限にはお気をつけください。

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Huluでは裏メニューも配信しています。今回は上遠野親子のお話。笑いあり涙ありの素晴らしい15分ですよ♡