実写化作品について ~中村倫也出演作品から考える~
こんばんは!初めましての方は、初めまして!おせんです!!本日、屍人荘の殺人、2回目を見てきました。2回とも一人で行ったのですが、まだ行くと思います…笑
クリスマスデートで、彼氏を連れていき、年明けの初売りデートで、親友ちゃんを連れてく予定です。倫也さん布教、リアルでも進めてまいります。笑
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さて、本日のテーマは
実写化作品について
です。
今回の映画『屍人荘の殺人』もそうですし、今年のドラマ『初めて恋をした日に読む話』『凪のお暇』もそうですね!
何なら最近のドラマ映画は、実写化作品の方がむしろ多いですしね?
ということで、実写化作品における、倫也さんの魅力について、分析していきたいと思います!!
実はですね、最初の記事でも書かせていただきましたように、倫也さんの存在自体を知ったのさえ、今年の1月というワタクシですが、それ以前に、1作品だけ確実に、倫也さんを見たな、というドラマがあるんです。
ドラマ『一瞬の風になれ』 2008年 フジテレビ
佐藤多佳子さんの小説が原作。陸上部(メインは400メートルリレー)の高校生の青春ものです。
わたしこの小説がひじょーーーに好きでして、(先日も久しぶりに読み返してみて号泣するぐらい笑)実写化されるというときは嬉しかったんですが、正直、ドラマは全然面白くなかったんです…。
まず、原作だと金髪の主人公が、ドラマだと黒髪で真面目ぽくてイメージと真逆だし、他の人たちも全然イメージとちがーう、つまんなーい、と当時、ぽけーっとしか生きていなかった高校生の私は思ってしまいました。
ちなみに倫也さんの役は400メートルリレメン4人のうちの一人。主人公の1学年後輩の筋肉バカの桃内くん。そこそこメインですよ、小説の中だと。
…………
まぁあんまり覚えてません…笑 桃内も原作では好きなキャラでしたが、んーーーって感じだった記憶…。
嫌いだったドラマなんてそーないし、好きじゃなければ別に記憶にも残らないと思いますが、これはそっち方向に記憶に残ってしまっています…。
ごめんなさいね、倫也さんの過去作悪く言って…。
今見れば、倫也さん!若い!かわいい!!とかいう感情がわいてくるんでしょうが、当時はなんの興味もなかったので、そんな感想です。笑
(改めてもう一回見てみたいな~とは思います。レンタルとかならあるのかしら…?)
で、
長々と何が言いたいかと言うと、原作がある作品の実写化って、原作ファンの逆鱗に触れる可能性が非常に高い。
ということを言いたかったんです。
そして、今年の倫也さんの実写化作品は非常に難しい役ばかり。原作でのキャラが立っていれば立っているほど、実写化すると、リアルさが無くなりますからね。
イケメンで高身長でチャラい高校教師に、イベントオーガナイザーで髭&ロン毛のメンヘラ製造機に、癖が強すぎる自称ホームズの迷探偵に、
、、、
キャラ立ちがすごい…笑
しかも、少女漫画なんて女子の夢だらけの世界ですし、屍人荘もミステリ好きの原作ファンの方が、沢山おられます。
(屍人荘のブログで1番反応大きかった界隈で、めっちゃビックリしました。💦)
それでワタクシ、今年の上記3つの作品は、全て原作を読みました。
はじこいは視聴後に、
凪のお暇、屍人荘は視聴前に。
そしてその感想はですね、
どれも原作以上に、倫也さんが演じた役の方が魅力的。
(はじこいなんて山下くんは四角関係にすら入れてないんじゃないか?くらいでしたもん笑)
しかもどれも主役ではないので、単に自分の魅力を増すだけではダメなわけですよね?
でもちゃんと主役や他の役まで、同時に引き立たせていて、作品としての魅力を増している。
もう意味がわかりません、、笑
だって、ゴンさんに至っては、まっっったくビジュアルが違うのに…髭もない、ロン毛でもない、背格好も違う。
でも、第一話からあ、ゴンさんだ、って思いましたし、こんな人間いそうだな、っていうリアルさがちゃんとありました。
倫也さんはゴンさんの役作りについてこう言ってます。
(前略)あと、原作ファンにゴンじゃないって思われていそう。原作のゴンを忠実にやるなら、俺じゃないでしょう。だって、ビジュアルが違う。”原作と違う”をねじ伏せる威力を俺が持てるかどうか。それが勝負。
(引用:プラスアクト2019年9月号、ワニブックス、P65)
はい、見事にねじ伏せられました………
原作に忠実にやるために、実写化するわけじゃないですからね。ドラマとして、映画として、面白いものを作るためですからね。
(原作へのリスペクトは必要だとは思いますが。)
そして倫也さんは神木くんとの対談で、こうも言っています。
(前略)僕の場合はもっと単純というか、マンガにしろ小説にしろ原作というものがあって、それを元に練られた脚本の世界へ自分が入る時に、一番良いカタチになるものが何かというのをシンプルに考えていて。だから、あくまで向き合うのは脚本だと思っているんです。特に現場にいるときは、そういうスタンスをとるようにしています。
(引用:キネマ旬報NEXT Vol.29、キネマ旬報社、P33)
この『一番良いカタチ』というものを作るために自分が何をすればいいのか、ということを倫也さんはめちゃくちゃ客観的に考えているんだろうな、と思うわけです。
これからも、倫也さんが演じる役が楽しみですね!
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~~あとがき的なやつ~~
『一瞬の風になれ』みたいな、
部活頑張る!
青春!
男の子の友情!
ライバル!
淡い恋!
的なお話好きなんですよね~
森絵都さんの『DIVE‼』とか
あさのあつこさんの『バッテリー』とか
どちらも実写化されていますが、これはどちらも見ていません…学生の頃なので、中々映画館にはいけませんでした…
、、、、!
どちらも林遣都くんが主演だ!!