中村倫也を語りたい

中村倫也ファンによる中村倫也ファンのためのファンブログ。倫也さんのことを中心に書いてく予定。予定は未定。

2020年の振り返り【私が書く文章の謎】

こんにちは!!本日は大晦日ということで、2020年の振り返りの記事を書いていこうかなと思います。
先日、ブログ1周年記事を書いているので内容近しいところもあるのですが、先日の記事は時間無い中で書いたため、若干消化不良なので…笑

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この1年間は、世の中的にも大変な年でした。
私自身は今年は彼氏と別れたのと引っ越しをしたのとぐらいで大した変化もなく、引き続き仕事も変わらず忙しくさせていただいています。

ということで、今年は一人で過ごす時間が私が28年生きてきた中で最も多く(つまりめちゃくちゃ暇で。笑)、その中でちょうど新しく始めていたブログを書くということを1年続けてきて思ったことを振り返ろうかな、と思います。


先日書いた恋あたの最終回のブログで、3つのテーマのうちの1つで「夢のすり替え」という内容の文章を書いたのですが、それを書きながら、なぜ私が大学在学中に途中でマスコミ系を目指すことをやめたのかということを思い出したので、そのことについて書いておこうかなと思います。
seeen-tomoya.hatenablog.com


私の子どもの頃の夢は、アナウンサーでした。
それは割と単純というか、アホなお話で、アナウンサーになればプロ野球選手と結婚できると思っていたからでした。笑

高校生になる頃までは、漠然とそう思っていたし、そのためには良い大学に入る必要があると思ったからちゃんと勉強もしていたし、放送部に入ったりもしていました。

でも高校生になってすぐに、私は気づくのです。
私はテレビに出られるような顔ではないと。笑


ただし、お勉強だけは一生懸命やっていたので、マスコミ系には強いかなという大学に入学することはできました。
アナウンサーはなんか違うなぁと思ってしまった私は、次にプロスポーツと関われる仕事はなんだろうと考えた結果、記者に興味をもち、スポーツ新聞を作るサークルに入ることに決めました。

seeen-tomoya.hatenablog.com
以前、この記事でも書いたことがありますが、結構ガチにスポーツ新聞を作るサークルで、活動をしていた3年間は過酷な時もあったけどとっても充実していたし、楽しいものでした。試合を見て、写真を撮って、試合後に選手に取材をして、帰ってきてから字起こしをして、記事を書いて、HPに上げる。そして月1ペースで新聞を制作する。
この一連の流れ自体は、スピード感だったり取材量だったりクオリティは全然違うと思うけど、プロの記者さんとやっていることは大きく違いはないと思います。
実際私のサークルから、いろんな新聞社に就職していった先輩や同期も多いし、就活のときにもそういう業界であればこのサークルに所属していたというのはかなり強みだったんだろうな、と思います。

でも、私はこのサークル活動をしていく中で、私には記者は向いていない、と諦めてしまいます。

スポーツ新聞といっても、私が取材をするのは、私が所属している大学の体育会のみ。つまり取材対象が限定されている。
そして、それを読む読者は在学生、OB・OG(特に部のOB・OG)、そしてうちの大学の体育会各部のファンのみ。つまり読者も限定されている。

一般のメディアとは全く違う媒体であり、それ特有の目指す文章のあり方というものがあったなと思います。

私の大学は、野球やラグビー、駅伝といった、テレビでも放映されるような人気スポーツがあり、しかもかなり強い。一方で、テレビでは決して放映されないようなマイナースポーツの部活もたくさんあり、(しかもこっちもかなり強い)私たちの媒体はむしろそういった部活にこそ必要とされている。

私たちが記事を書く目的は、結果を伝えることは当然のこと、そういった体育会の活動をより広く大学内外に伝えて普及させていくことが主目的だったわけです。

つまり、本来ジャーナリストに求められるような批判精神なんかは全く必要とされていなかった。

負け記事でも、何かプラス要素を見つけて書いていたな…と思います。
実際、担当している部はずっと密着しているみたいなもんだから、頑張りは痛いほどわかっているし批判などする気も起きなかった。

だからこそ、ジャーナリズム的なことよりも、サークルでやっていた活動のように体育会各部と読者の間に立って、基本的には良いところだけを見つけて、広めていく活動の方が、私が本当にやりたいことだな、と思うようになったわけです。
結局私は、マスコミ業界(新聞社やテレビ局)は一社も受けないことにしました。

私はこれを広義の意味で捉えて、こういった立場に立つことができる業界、という軸を決め(他にもあったけど)、就職活動をし、現職に至ります。


ここまで、書いてきて、結局何が言いたいの?と思いますよね…笑
安心してください、ちゃんと私が書くブログの話に戻ります。


1年間記事を書いてきて、なんで私はむやみやたらに、その作品の良いところばかりを探してしまうのだろう、とずっと悩んでいました。(これは文章を書く書かないにかかわらず、ただなんとなく見た作品でも全部そうですが、文章を書くとなると余計そうなる)
全体としてだったり、第一印象としてだったり、あまり良い作品だと思わなかったとしても、こういうところは好きだったなぁ、こういうところは他にない良さだなぁ、あそこは評価できるところだなぁ、という風に。
最初は推しのこと贔屓目に見てるからか?と思いましたが、推しの出演の有無に関わらずいろんな映画を見て感想文を毎月書いていたので、これは推しが出てるかどうかは関係ないということには気づきます。

で、昨日突然、あ…このアプローチの仕方は、サークルで文章を書いていた時と同じだ、ということに気づいたんです。

私がブログを書いている目的は、書きたいことを書きたいという前提はあるものの、私がブログのなかで取り上げる作品やコンテンツに対して、読んだ人に興味を持ってもらいたい、好きになってもらいたい(ここまで想像すればきっと好きになるから!みたいな。)といった思いが少なからず、というかめちゃくちゃ強くあるんだと思います。


こういった書き方をすると、どうしても押し付けがましくなってしまうし、押し付けがましくならないように、がポリシーの一つだったはずなのに…と悩んでいたりもしたのですが、このアプローチの仕方は、一番文章を書いていた大学生の頃に染み付いてしまったものだろうし、もうしょうがない。笑


あと、なんでも褒め称える、アホなやつだなってずっと文章読んでくださっている方には思われているかもしれませんが、私は何かや誰かを嫌い、気に入らないって、不特定多数に向けて発信することに極端な恐怖があるだけなので、アホではないです。笑
心の中では、ちゃんと思ってるし、対面すれば嫌い、気に入らない、って平気で口にするやつなのでね。


ということで、私の書く文章の紐解きが一つ終わったところで、2020年最後の文章を締めくくりたいと思います。


1年間皆さん、大変お世話になりました。
2021年も私も、皆さんも、どうぞ、健康に、幸せな、1年になりますように。

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〜〜あとがき的なやつ〜〜

この1年はたくさんの文章を書いた1年でした。
正直、仕事で文章を書くのはビジネスメール程度で、ほんとに書けんのか?と思っていましたが、逆に今の方がどういった文章が読みやすいのかということを考えられるようになっていて、文章を書く仕事でなかったとしても、成長はしているのだなと安心しました。

来年、どういった年になるか、例年以上に読めない日々が続きますが、引き続き、たくさんの文章を書いていければいいなぁと思います。
そして当然、中村倫也さんのことも精一杯追いかけていきたいと思います!!!