中村倫也を語りたい

中村倫也ファンによる中村倫也ファンのためのファンブログ。倫也さんのことを中心に書いてく予定。予定は未定。

ドラマ「この恋あたためますか」第8話感想文

こんにちは!
本日は、「この恋あたためますか」(恋あた)第8話の感想文を書いていきたいと思います。あぁこの4角関係は2組に性格というか恋愛相手に求めていることが分かれてるんだなぁということがよーやくわかってきました。
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まずはドラマの概要から。

【出演者】
井上樹木/森七菜
浅羽拓実/中村倫也

新谷誠/仲野大賀
北川里保/石橋静河

都築誠一郎/利重剛
一岡智子/市川実日子
神子亮/山本耕史


【主題歌】
SEKAI NO OWARI
「silent」



【あらすじ】
樹木(森七菜)が新谷(仲野太賀)と付き合い始めたことを知り、浅羽(中村倫也)は少なからず動揺する。一方樹木はスイーツ開発の方針にいまだに従うことができず、ついに開発担当を外されてしまう。そんな樹木を心配する浅羽に、里保(石橋静河)は不安になりーー


先週、第7話の感想はこちら。
seeen-tomoya.hatenablog.com



さて、ここからが本題です。
本日は以下の3つのテーマで書いていきます。

  1. 樹木の仕事の仕方
  2. 里保は良い人…
  3. 樹木・浅羽と、里保・新谷の違い


1.樹木の仕事の仕方

樹木は相変わらず会社の方針に従わず、浅羽が社長だった時のスイーツ改革の方針のままの企画しか出せない。
樹木は樹木なりに作りたいスイーツの形(シュークリームの時みたいなもの)というものがあって、それは信念のようなものだから変えられないんでしょう。

この樹木の姿を見ていて、こういう子って中々いないよなぁ〜ほんといいなぁ〜と思いました。
うちの会社だけかもしれませんが、私の後輩くん、後輩ちゃん達は自分がこうしたい、これをやりたいっていうことを全然言わない。
みんな真面目ないい子たちだけれども、上からの指示待ちばっかりで、なーんにも面白くない。
(の割に愚痴や文句ばっかりは言うんだよね。笑)

樹木は社会人としての常識がまだまだ全然身についていないし、敬語もちゃんと使えないし、空気を読むことも出来ないし、子どもっちゃ子どもです。

でも、社会人としての常識なんてあとからいくらでも身につけられるけど、樹木の様に自分が仕事で何をしたいのか何を作りたいのかという自分の意見を貫き通したり、そもそも考えることが出来たり、ということはあとから身につけるのは中々難しい。

樹木のこの能力は仕事を進めていく上ではめちゃくちゃ重要な能力で、とっても優秀で、浅羽がシャッチョの頃に評価していたのはまさにこのポイントでした。

だからこそ、あとでも書きますが、がむしゃらに意見を貫き通すのではなく、まずは学ぼうという成長を見せた今週の樹木はとっても良かったです。
これからも会社にのまれることなく樹木の想いを貫き通して欲しい♡


2.里保は良い人…

里保は良い人、良い女だと、私もそう思います。
思うけれども、そんなに良い女になる必要はなかったし、結局里保も恋愛下手なんだな、と思いました。

里保は最後のデートとして、前に付き合ってた時から行きたかったという、キャンピングデートに浅羽を連れていく。
浅羽は言ってくれればいつでも行ったのにと言っていたけど、里保はそれを浅羽に言うことがずっとできなかった。この日待ち合わせにあえて遅れて行ったけど、そういうことも里保はずっとできなかった。
浅羽は里保のことは好きだったのかもしれないけど、里保に対してそれを表現することがきっと少なかった。幼い頃に両親からの愛情を一身に受けて育ちましたとは、到底言えない少年時代を過ごした浅羽のことだから、多分愛情表現も苦手だったんだろうなと思います。

付き合う時ってお互いのテンションというか、愛情表現の重さとか、そういうのがある程度等しくないとなんだか付き合っていても苦しいし、里保は自分から浅羽の心をこじ開けれるタイプじゃなくて、どちらかというと待ちの人なんだろうなと思うから、そういう状態で付き合っていくのは、たとえ樹木のことがなかったとしても苦しかったのだろう、と思いました。(それに加えて樹木をあんな顔で見る浅羽のことを見たら、もう無理だよね…泣)

第6話で、浅羽が樹木たちと温泉旅行に行っちゃっていた時も、付き合っていたら嬉しいことも辛いこともお互い共有したいのに浅羽は何も話してくれない的なことを新谷と話していたけど、じゃあ里保さん、あなたは浅羽に辛いことがあった時に素直にいつも相談してきたのかい?とも正直思います。

新谷に浅羽と別れちゃった、という話を泣きながらする里保が、「良い女でしょ」と言っていたけれども、それは強がりというか負け惜しみというか、浅羽と樹木を思って身を引いたかのように言うけれども、自分自身がより傷つきたくなかったから、真正面から浅羽とぶつかる前に逃げてしまっただけなんじゃないかな、と思います。

里保は綺麗だし、大人だし、優しいし、真面目だし、料理もうまいし、良い彼女だった。でも、もっと自分に素直になればいいのにと、ずっと思っていたことだけれども、今週はよりそれを感じました。


………と、ここまで偉そうに書いてきましたが、私も付き合っている相手に遠慮して、自分の思いを我慢したりして、結局うまくいかなくなるタイプなので、これはただの同族嫌悪です。笑(ただし里保みたいに良い女と言うわけではない。笑)

里保にも幸せになってほしいけど、もう後2話しかない…間に合わなくない…???泣


3.樹木・浅羽と、里保・新谷の違い

今週のこの4角関係を見ていて、この4人は恋愛に対する向き合い方、というか人との向き合い方がこの2通りに分かれるのだなということを思いました。

今週の第8話と第6話の、4人のそれぞれの好きな人へのアプローチを見ていると、それが一番わかりやすい。

まずは第6話。
この時、落ち込んでいたのは、浅羽。

里保は浅羽を心配して話を聞いても、浅羽は何も話してくれない。里保はその代わりに自分が開発した商品が発売されるということが、浅羽を元気付けられるのではないか、と考える。

樹木は、新谷とともに浅羽の家に行ったときに、落ち込む浅羽と過去の自分を重ね合わせる。そこで腐る浅羽を強引にコンビニに連れて行き、アルバイトとして働かせる。


次に第8話。
この時、落ち込んでいたのは、樹木。

新谷はスイーツ開発から外された樹木を、励ますには何をどうしたらいいのか具体的にわからない。だから、仕事を早退して二人で出かけてデートしちゃおう、と提案する。

浅羽は樹木が落ち込んでいるんだろうと心配し、浅羽が社長をやめる直前に二人で語り合った樹木の夢を思い出させる。それを実現させるためには、今は何をすべきかを考えさせる。



里保と新谷は問題の直接的な解決を目指すのではなく、落ち込んでいる人を違う方向から元気付けようとさせたり、問題から遠ざけようとしたりする。

でも樹木と浅羽は、問題の核心から目を離さずに、それをどうしたら解決できるのかを、自分ごとに落とし込みながら、相手を引っ張り上げようとする。

これはたまたまかもしれないし、それぞれの仕事の関係性上そうならざるを得なかったのかもしれないけれども、6話と8話を見て私はそう感じました。
特に、8話の落ち込む樹木へのアプローチの、新谷と浅羽の違いがめちゃくちゃわかりやすかった。

私個人の話をすれば、新谷のアプローチは正直がっかりしました。あぁ、もうそういうのいらない!!!って。笑


浅羽と樹木は自分で自覚してるのかどうかはわからないけれども、そういう引っ張り上げてくれる相手を求めるのだろうし、そこが私が二人がお似合いだとずっと思っている所以です。


とりあえずもうさ、さっさと付き合って、1年後とかに時間軸飛ばしてさ、少しは二人のイチャイチャ見せてくれ…笑



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~~あとがき的なやつ~~

今週は個人的に少しバタバタしておりまして、感想書くのがだいぶ遅くなってしまいました…
ていうか、倫也さん事も多すぎるのよ!映画も公開して、ラジオやったり、モンクレールの配信やったりしてさ。もう追いつくのに精一杯です!!!笑