中村倫也を語りたい

中村倫也ファンによる中村倫也ファンのためのファンブログ。倫也さんのことを中心に書いてく予定。予定は未定。

ドラマ「この恋あたためますか」第5話感想文

こんにちは!
本日は、「この恋あたためますか」(恋あた)第5話の感想文を書いていきたいと思います。今週は神回でしたね!!2組のデートシーンはどちらも本当に最高だったし、笑えるシーンもあったし、倫也さんの演技は最高だし、最後の樹木ちゃんは切なすぎましたね…

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まずはドラマの概要から。

【出演者】
井上樹木/森七菜
浅羽拓実/中村倫也

新谷誠/仲野大賀
北川里保/石橋静河

都築誠一郎/利重剛
一岡智子/市川実日子
神子亮/山本耕史


【主題歌】
SEKAI NO OWARI
「silent」



【あらすじ】
新谷(仲野太賀)からキスをされた樹木(森七菜)は、里保(石橋静河)が浅羽(中村倫也)とヨリを戻したがっていることを知り、動揺する。そんな中、樹木は浅羽とともに取材を受けることに。このことをきっかけに樹木はより仕事に打ち込んでいく。一方、樹木への想いをつのらせる新谷は樹木をデートに誘う。里保も浅羽とヨリを戻すべく休日の予定を聞く連絡をするーー。


先週、第4話の感想はこちら。
seeen-tomoya.hatenablog.com


さて、ここからが本題です。
本日は以下の3つのテーマで書いていきます。


  1. 新谷と里保の友情
  2. 浅羽と里保の過去
  3. 浅羽が樹木に見せた顔


1.新谷と里保の友情

前から新谷と里保の二人のシーンは好きだったのですが、5話はその二人の関係がより良き男女の友情関係として描かれていて、とっても好きだなぁと思いました。
二人は、里保が浅羽と付き合うようになる前から仕事仲間として良い友情関係にあったんだろうなぁということは、二人のやりとりからよく伝わってくる。

新谷は自分が二人を引き合わせたということもあり、純粋に里保を応援する。自分が樹木のことを好きで、樹木の気持ちが浅羽にあることはわかっていますが、自分の恋を成就するために里保を応援しているわけではないことは、新谷の真っ直ぐさからよく伝わってきますよね。

里保は樹木が浅羽のことを好きということは今の時点ではまだわかっていないと私は思ってます。新谷は樹木のことが好きでずっと見ていたからこそ樹木の気持ちに気付いているし、そもそも店長達とのやり取りからそんなことは明らかだけど、里保は樹木と浅羽が一緒にいる姿を実はそんなに見ていない…というよりそういう時でも里保は浅羽の方ばかり見ている。だから里保はまだ樹木の気持ちに気付いていないかなと思います。
里保が、樹木と浅羽が取材を受けているシーンを見ながら複雑な表情をするのは、樹木の気持ちに気付いているからではなく、浅羽の態度や発言の方にやきもきしているのでしょうね。
6話の予告でも、里保のそんなセリフがありましたよね…

新谷も里保も、自分の恋に邪魔な人がいるからという理由で、お互いの恋を応援しているわけではないということが痛いほど伝わってきて、そんな様子が二人の切なさをより助長させる。もっとなりふり構わず自分の恋を成就すべく動いてもいいのに…!とひたすら良い人な二人を見ているのが辛い。
もう…二人も最終回までに幸せになってほしい…

2.浅羽と里保の過去

里保が冒頭の女子会で話していたことや、浅羽と里保のデートの様子を見ていて、二人が付き合っていた頃どんな感じだったのかということがだんだんわかってきましたね…

浅羽と里保が以前付き合っていた頃、浅羽は元々いたエクサゾンの社員、里保は今と同じくココエブリィのスイーツ課。
社長の忙しさと、外資系で同僚とバチバチやり合いながら働く環境とどちらが忙しいのかは天秤にかけづらいけど、同じ会社で働いていなければ、仕事優先の浅羽と里保がすれ違ってしまったのも致し方ないかなぁという感じですよね。

里保は、仕事に邁進する浅羽を尊敬しているからこそ好きなのだろうし、そんな浅羽を邪魔したくないのだろうし、そんな人を支える良い彼女でありたい、という思いから我慢に我慢を重ねていたのでしょう。

でも婚約までしていながら、大事な約束の日に、おそらく仕事を優先して(?)予定をすっぽかした浅羽に我慢の限界が来てしまったのでしょう。

(私がなぜこんなに里保に寄り添ったことをつらつら書いているかというと、自分のうまくいかなかった過去の恋愛と重ね合わせて辛すぎるから。笑)

里保が冒頭の女子会で話していた浅羽に大事な約束をすっぽかされたという話と、デートの終わりの車の中で里保から唐突に切り出された今年のクリスマスの約束
この二つを結びつけると、付き合っていた当時、浅羽がすっぽかした大事な約束というのはクリスマスだったのかなという妄想をしてしまいます。

里保からすると、大事な大事な私とのクリスマスデートよりも、やっぱり仕事の方が優先になってしまうのだなという悲しさが、別れを決意させるきっかけになったのかなと思います。
でも浅羽からすると、そもそもクリスマス自体が大事な日ではない。きっと今までも仕事優先で断ってきたであろういつものデートのうちの一つくらいの感覚だったのかなぁとも思います。

そういった想いのズレが、車の中のシーンからすでに伝わってきて、ヨリを戻したばかりなのに、うまくいかなそうな雰囲気がぷんぷんしてしまいます。

幼い頃のクリスマスのトラウマから生まれた、浅羽の一般からズレた感覚。
樹木に話したように里保にも話せば済む話なのに、多分浅羽は里保にはそういう弱さ、本音を見せられないんでしょうね。
うん…浅羽はそういうやつだ。(どこ目線?笑)


3.浅羽が樹木に見せる顔

取材の記事チェックのために、浅羽と樹木の二人で過ごした時間の浅羽の表情。ここで初めて、浅羽の弱さみたいなものが、はっきりと表に出て、中村倫也はなんて演技をするんだろう…と悶絶しながら、このシーンを見ていました。

まずここで触れたいのが、「嘘をつかない」というワード。
浅羽と樹木は、お互いに本音をぶつけてくれる相手だという認識を持っています。

3話での樹木の新商品発表会見での浅羽への想い。
5話での浅羽の密着取材中の樹木に対する発言。

どちらも表に向けた公の言葉でしたが、(樹木はおおやけ感が一切無かったけど。笑)お互い相手に対して思ってる純粋な感情なのだろうな、と感じました。

だからこそ、樹木にスイーツが嫌いになった理由を食べすぎたからともっともらしく答えたのに、嘘でしょ?って言われて浅羽は窮するわけですよね。
社長は嘘をつかないからと真っ直ぐに言ってくれた樹木に、浅羽は嘘をつききることなんて出来なかった。


付き合ってる彼女には話せない話を樹木には話せる浅羽。
なんて罪な男だ…って一見すると思うのだけれど、そうさせてしまう何かが樹木にはあるのでしょう。(真っ直ぐで熱い想い、若さからくる懸命さ、無知さ、幼さ、とかかなー?)

そしてこのシーンでの、一連の流れの表情の移り変わりの、中村倫也さんの演技が本当に素晴らしい。


樹木から、里保と同じ質問をされて同じ嘘をついた時の、里保の時よりも動揺したような仕草

自分の家庭環境を吐露した時のキツい目付き

スイーツもクリスマスも嫌いだと言った時の、子どもの様な幼さ

樹木に全部食べてあげると言われた時の、少し和らいだ目付き

樹木の夢を聞いた時の、心を動かされて、なにか発すれば泣いてしまいそうで何も言えなくなってるような表情

りんごプリンを食べるという約束を樹木からお願いされ、口角を下げてからどーにか絞り出した「わかった」というセリフ


里保には決して見せない心の内や弱さを樹木に対して徐々に見せてしまう浅羽が、この一連の流れで表現されていました。


そして社長を解任された浅羽を樹木が駐車場まで追いかけるシーン。

追いかけてきた樹木に振り向く時の、気丈に振舞った顔

新谷は友達だから、里保は彼女だから、また会えるけど、樹木は私は社員と社長だからもう二度と会えないかもしれない、と言った時の、ボケて表情は見えないけど、俯いている絶妙な姿勢。

樹木の行かないでよ、に対する、ここでこの台詞か…!と驚いた「ありがとう」。
(このありがとうが、美食探偵8話の落ちる前のありがとうと重なって勝手に辛くなった。笑)


これら終盤にかけての浅羽の表情なんかの演技が、本当にさすが倫也さんという感じで、私はさいっこうに好きです。


そして来週の予告。

リアタイ時に樹木の告白に泣きながらTwitterを開いてこの予告を見た私は笑っちゃって涙が引きました。笑

来週も浅羽の色んなビジュアルがめちゃくちゃ良き♡
楽しみですね!!!

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~~あとがき的なやつ~~

色々書いてきましたが、私の大好きカップルは浅羽×新谷です。(??)

第5話もさ、あんな幼い頃からの付き合いってこと出されるとさ、もう尊すぎませんか???

二人の友情関係が今後何か変化が起きるのかにも注目ですね!!