中村倫也を語りたい

中村倫也ファンによる中村倫也ファンのためのファンブログ。倫也さんのことを中心に書いてく予定。予定は未定。

☆映画感想文☆〜2020年10月〜

こんにちは!
本日は毎月恒例の1ヶ月の映画感想文まとめを書いていきます。今月は6本も見ました…しかも邦画がたくさん…
楽しみにしていた洋画たちはどんどん延期していってるので、ちゃんと映画をたくさん公開してくれてる日本は幸せだなぁと改めて思います。11月以降も楽しみな作品がたくさんありますね♡

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さて本日のテーマは

☆映画感想文☆〜2020年10月〜

です!

9月の感想文はこちら。
seeen-tomoya.hatenablog.com


はい、今月はたくさん見ました。笑

  1. 浅田家
  2. ある画家の数奇な運命
  3. 望み
  4. スパイの妻
  5. 鬼滅の刃 無限列車編
  6. きみの瞳が問いかけている


ということで以上6本です。書く順番は私が観た時系列順です。
んーー。今月見た本数が多くて詳細忘れかけているものもあります…
いつもまとめて思い出しながら感想書いているのですが、さすがに6本分は覚えてられないので見終わってすぐにメモでも残しておくべきでしたね…笑


1.浅田家

今年見ている映画がたまたまそうなのかもしれないのですが、なんか見終わった後にズーンって重くなるか考えさせられてしまう映画、最近多くないですか?私のチョイスの問題?特に邦画。笑

でも浅田家はたくさん笑えて、たくさん泣けて、温かい気持ちになれる映画でした。
この映画は、実在した写真家、浅田政志さんの半生を描いた作品。主人公をニノが演じています。
出演している役者陣が、ニノをはじめ全員が全員素晴らしくて、人間くさくて、とってもよかったです。特に黒木華ちゃん演じる、主人公の彼女が好きだったなぁ。何があっても一人のことをあんなに信じて想ってるってすごい。
この映画は東日本大震災のことも扱っているのですが、その場面で出てくる菅田くんもまぁすごい。月並みな感想ではありますが、あれは全然菅田くんではない人でした…。この避難所のシーンらへんはすごいボロボロ泣きました。
笑えて泣きたい人にはオススメの映画です♡

あと、個人的には私の父親もカメラが大好きで、子どもの頃父親に教えられて一眼を握って色んなところを撮りに行ったり、大学生になってから自分で一眼を買ったり…という感じだったので、写真ってやっぱりいいなぁと思いました。ここ数年全然写真撮りに行けてないけど…笑


2.ある画家の数奇な運命

第二次世界大戦前後のドイツが舞台。この激動の時代に翻弄された、ひとりの画家の半生を描いた作品です。
この映画なんと上映時間が3時間もあります。でもこの3時間の中に色んなものが詰め込まれていて、かと言って詰め込まれすぎていなくて…つまり説明されすぎていなくて、たくさん思うことがある映画でした。これぞ、映画だって感じ?んーー。私めなんかが論じるのはちょっと難易度高い。笑

戦時中のナチス安楽死政策が出てきたり、戦後の東ドイツと西ドイツの違いだったり、時代に沿ってお話は進んでいくのだけど、単なる事実を基にした伝記的な作品ではなくて、真実を知ることだったり、芸術についてだったり、ということを描いていた作品だったなと思います。
あと主人公の相手役の女性が可愛かったなぁ♡私の会社の可愛い同期の子と顔が似てて、そっちに少し頭持ってかれてしまいました。笑
まだやっている映画館もあると思うのでぜひ!


3.望み

先日書いたこちらの記事の通り、MIU404で岡田健史くんがすっかり気になる存在になってしまったので、観に行ってまいりました。笑
seeen-tomoya.hatenablog.com
あらすじから簡単に説明しますと、建築家の父(堤真一)とその妻(石田ゆり子)、サッカーをやっている高校生の息子(岡田健史)と中学生の妹(清原果耶)の4人家族に一つの事件が起きる。怪我をきっかけに、少し自暴自棄になってしまった息子は、帰りが遅くなるようになり、ある日出かけたきり帰ってこなくなってしまう。数日後に息子の高校の友人が、殺されたと知るが、その友人が殺された日は息子が家を出て行った日だった。息子はこの事件に関係しているようで、警察が家に訪れる。息子は殺人犯なのか、それとも被害者なのかーー、というお話です。

この映画は、様々な人の視点から、一つの事件への想いが描かれていることが特徴的でした。殺人犯だということを信じたくないという想い、なんでもいいからとにかく生きててほしいという想い、事件の裏側を悲劇的に書きたいという思い、友人が助かってて欲しいと願う想い、自分の大切な人を失った悲しみを誰かにぶつけたいという想い…。「望み」というタイトルの通り、特に両親の想い、つまり望みがぶつかるところは見ていて痛々しくもありました。
また、ネット上で犯人探しがおこなわれ、特定され、家や家族が嫌がらせを受けるという描写もあります。特定廚はSNS上どこにでもいるし、ある程度の情報を基に実名や写真を晒すのでしょうけど、憶測やなんかで色々結びつけて勝手に裁くのは違うよね。ほんと世の中暇な人ってたくさんいるんだなって改めて思いました…(MIUでもナイトクローラーのRECが同じようなことやってたね。)


4.スパイの妻

先日、ヴェネチア国際映画祭黒沢清監督が銀獅子賞(監督賞)を受賞したこちらの作品。予告や公開前の記事で見た一生さんの顔?表情?がなんか印象に残ってて、公開初週に見に行きました!

結果から申し上げますと、めちゃくちゃ、めちゃくちゃ良かったです!!!あらすじからまずは説明しますね。
神戸で貿易会社を経営する優作(高橋一生)は、ある日甥と二人満洲に渡る。そこで重大な国家機密を知ってしまい、自分自身の正義のためにそれを明らかにしようとする。優作は始めはそのことを妻の聡子(蒼井優)に隠していたが、その事実を知った聡子は愛する夫を信じ、行動を共にすることを決意するーー、というお話。

この映画を見た印象は、余白がすごくあるなぁと。特に一生さんが演じた優作。ネタバレ無しで書くので詳細は書きませんが、結局彼はなんだったのか…色んなことが考えられます。
あと、予告?情報番組?かなんかでも出てきましたが、優作が満州から帰ってきて聡子と抱きつくシーンの優作の顔!いやほんとこの人(優作ね)何者よ…!と怖くなりました…
あと、聡子の昔からの知人でありながら、優作と聡子がスパイではないかと疑う軍人役の東出昌大もよかったです。なんかあの声質のせいですかね?ああいう役、似合ってると思いました。
是非是非、映画館で見て欲しい作品だなと思います!


5.鬼滅の刃 無限列車編

鬼滅…公開初週に観に行ってまいりました。もう映画館が混みに混んでてちょっと心配になるレベルでした…でも映画館にとってはかなり起爆剤になる作品になってるでしょうね!
まず個人的なお話をすると、母親が鬼滅にはどハマりしておりまして、だからなんか絶対ハマるもんかと避けていたのですが、夏頃に実家に帰った時に強制的にアニメ全話見させられましてね…案の定すぐハマりましたよね…wその後、自分で漫画を電子書籍で全巻買って母親にも読ませてあげましたよ。なんて親孝行な娘。(ドヤ)
で、簡単な感想ですが、漫画で既に読んでいた話なのに、ポロポロ泣きました。
とにかくとにかく絵が綺麗。冒頭に出てくる、産屋敷さんがお墓参りするシーンからとっても綺麗。無限列車編というだけあり、汽車の上での戦いのシーンが主なのですが、迫力がすごくて、映画館で見る価値のある映画でした!
皆さんぜひ映画館に行って、煉獄さんを300億の男に!!!!笑

6.きみの瞳が問いかけている

横浜流星×吉高由里子、W主演で描かれる恋愛物語。元々は韓国映画で本作はそのリメイクになります。
私、吉高由里子さんがとっても好きで、それで見にいくことにしました。
吉高由里子さんは事故により目の見えなくなった女性の役を演じるのですが、とってもよかったです♡
横浜流星くんはキックボクサー役なのですが、もう彼の本領発揮という感じでリアリティーがすごくて、後半の戦いは目を瞑りたくなるほどでした…。そして序盤は陰のあった男が、彼女と一緒に過ごすにつれて、どんどん変わっていく表情がすごく素敵でした。
ただ、私は映画そのものにはそんなにはまらなかったかもしれない…。韓国もののストーリーは私嫌いではないはずですが、韓国もの特有の主人公たちに色んなことが降りかかり過ぎる感じが、何か受け入れられなくて…。うん、好みの問題だと思います…。


以上です!!
私的、一番のおすすめ映画は、「スパイの妻」です♡みなさんぜひ劇場で!

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〜〜あとがき的なやつ〜〜

来月、観たい映画は今のところたぶん2本くらいしか無いのですが、12月は毎週1本以上のペースで観たい映画が公開されてしまう気がします…。
そして一番楽しみなのはもちろん「サイレント・トーキョー」です!!!
久しぶりに前髪ありの倫也さんが観られますね♡笑