中村倫也を語りたい

中村倫也ファンによる中村倫也ファンのためのファンブログ。倫也さんのことを中心に書いてく予定。予定は未定。

映画「人数の町」感想文☆ネタバレ無し☆

こんにちは!!
ついに本日、中村倫也さん主演映画「人数の町」が無事に公開されましたー!!!おめでとうございます!
早速私も初日に見てまいりました!最近はネタバレ無しの感想文を書きたいな〜という、自分の中の挑戦的なものがありまして、本日の記事では映画をみていない人でも読める文章を書いてきますので、観ようかどうか迷っている人はぜひ読んでいただければ幸いです。

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仕事をどーにか午前中に終わらせて。初日に映画を観にいくことができました。パンフレットも購入しましたが、こちらも絶対買いだと思われます。荒木監督が今作初メガホンということもあり、そのあたりのコンテンツもあり、とっても興味深い内容で面白かったです!


さて、本日のテーマは

映画「人数の町」感想文☆ネタバレ無し☆

です!


冒頭にも書きました通り、本日の記事はネタバレはしません。
ネタバレしない、といっても、公開以前に各媒体に掲載されているインタビューや公開されている予告・本編写真等から読み取れるストーリーなどについては触れますので、その点はご承知おきくださいませ。

ネタバレありの記事も書きました。映画観た方はこちらもどーぞ。(2020年9月6日更新)
seeen-tomoya.hatenablog.com


まずはあらすじから。


主人公の蒼山(中村倫也)は、借金取りに追われていたところを黄色いつなぎを着た男(山中聡)に助けられ、彼に「居場所」を与えると言われる。居場所のなかった蒼山はその誘いに乗り、バスでとある「町」に連れて行かれる。そこには蒼山と同じように連れられてきた者たちが大勢おり、彼らは等しくデュードと呼ばれ、黄色いつなぎを着たチューターと呼ばれる者達に管理された。簡単な労働こそするものの、衣食住は提供され、快楽も簡単に享受できる、「自由」な「町」だった。
蒼山は少し疑問を持ちながらも、この「町」に徐々に順応して生活を続けていく。しばらくして、妹を探しにこの「町」に来た紅子(石橋静河)という女性が蒼山の前に現れる。この「町」では異質な紅子が蒼山を徐々に変えていきーー。

私が簡単にまとめたあらすじはこちらです。
もうあらすじ読んだだけで、ワクワクゾワゾワするお話ですよね…。


この映画を見て一番感じたことは、自分が置かれている状況、今まで経験してきたこと、見てきた映画や小説、それらによって感じ方がまったく変わってしまうような作品なのではないか、ということです。


次に私の印象に残ったことを以下の三つのキーワードに分けて書いていきます。


自由

ポイントポイントで「自由」という言葉が出てくるから「自由」ってなんだったっけ?と分からなくなってくる。
そもそもこの映画を観る前から「自由」とは?なんて私もわかっていなかったのだろうとも思えてきました。

政治・SNS

映画の中で「数」を意識させるために使われる、この2つ。
元々問題意識を持っている人からすると考えさせられることも多いだろうし、ただ何となく参加したりしなかったりしている人からするとハッと気付かされることもあるだろうし、あるいは何も思わないかもしれない。
ともすれば社会への問題提起になってしまうようなテーマなのに、強いメッセージ性はそこまでないところが、観客の持つ感情の幅広さにもつながるのかなという印象を受けました。

境界線

私たちの住む世界と蒼山達が連れて来られた「町」、どちらも出てくるのだけど、それらが絡み合っているから、フィクションなのか現実なのかわからなくなる様な錯覚を感じてしまうのでしょうか。そしてそれによって、物語全体にゾクゾクする恐ろしさが出てくるのかなと思いました。

またこのフィクションと現実の境界の曖昧さをより強くしているのが、中村倫也さんの演技なのかな〜と。こんなに私が大好きな大好きな人なのに、この映画に存在しているのはずっと蒼山で、“中村倫也“を感じる瞬間はほとんどありませんでした。見た目は“中村倫也“なのに…。これもまた恐ろしい。



本日は公開初日ということもありますので、ネタバレを含めて私自身がこの映画を観てどのように感じたかの詳細については書きません。一週間くらい経ったら書こうかな〜と思っております。

より多くの方の感想を見てみたいので、このブログをたまたま読んでくださった皆さん。今週末どの映画を観るか迷っている皆さん。
ぜひ「人数の町」を観に行ってみてください!私自身はとっても好みな映画でした!!


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〜〜あとがき的なやつ〜〜
ネタバレ無しで公開日中に書くと勝手に宣言してしまっていたので、映画を見終わった瞬間は割と絶望しました…。笑
映画を見終わった瞬間、頭の中にこんなに言語が出てこない映画もあるのだなぁと。
が、文章書く練習も兼ねておりますので、どうにか頑張って書いてみました。笑
書き終えた今の感情は…やっぱり文章を書くのは楽しいなぁ〜♡