中村倫也を語りたい

中村倫也ファンによる中村倫也ファンのためのファンブログ。倫也さんのことを中心に書いてく予定。予定は未定。

☆映画感想文☆〜2020年8月〜

こんにちは!
こちらも毎月恒例になっております、1ヶ月に観た映画の振り返り記事です。8月は4本観ることができました!それ以外に今やってるノーラン監督祭りにあやかり、初めてインセプションダンケルクIMAXで見てまいりました!こちらについては、インターステラーを見てからまとめて記事にしようかしないか…迷い中です。笑


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さて、いよいよ倫也さんの主演映画「人数の町」の公開が迫ってまいりました…。
公開2日目の9/5に舞台挨拶をやることが発表されましたね♡そして無事にチケットを入手することができました!楽しんでまいりたいと思います!

さて本日のテーマは

☆映画感想文☆〜2020年8月〜

です!

7月の感想文はこちら。
seeen-tomoya.hatenablog.com


8月は前から楽しみにしていた邦画3本と、予告で見て気になっていた洋画1本を観ました!

  1. コンフィデンスマンJP プリンセス編
  2. 赤い闇 スターリンの冷たい大地で
  3. 青くて痛くて脆い


の以上4本です。書く順番は私が観た時系列順です。

1.コンフィデンスマンJP プリンセス編

長澤まさみ主演。コンフィデンスマンJP ロマンス編に続いて今作が第二作目です。そしてこの映画の公開中に第三作の制作決定も発表されましたね♡
今回はとある王国の遺産を狙ったお話。長澤まさみ演じるダー子たちが、この王国の後継を装って、この王国に乗り込みます。
この映画では、関水渚演じるコックリが王国の後継、そしてダー子がその母親という嘘の親子になります。

7月公開の映画「MOTHER」での実の息子と共にどんどん堕ちていく母親役と、今作の“母親“役はまったく対照的で、彼女の演技の幅広さももちろんですが、母親という存在そのものについてもよく考えさせられました。

そして、事実がどうかよりも、信じた事の方が上回る事もある

この主題により、そういう感動系の映画ではないと思ってみてたんですが、感動もします。
そしてもちろん笑えるし、めっちゃ面白い映画でした!

2.赤い闇 スターリンの冷たい大地で

映画館で流れていた予告で観ようと決めた作品です。
この映画の主題は、真実を伝えることの大変さです。(1で紹介したコンフィデンスマンの主題とは逆方向な感じですね。)

第二次世界大戦前のヨーロッパを舞台にした映画です。イギリス人の記者がソ連に隠された真実に命をかけて迫る…という実話に基づいたお話。

ここでいう隠された真実は、「ホロドモール」というもの。私不勉強のため初めて聞いた単語でした。
当時のソ連の最高指導者スターリンが、ソ連の構成国の一つであったウクライナ穀物を徴収しそれを元に資金とし、その結果としてウクライナは飢餓に陥っていました。つまり「ホロドモール」とは「人工飢餓」のことです。

疑惑に気づいたイギリス人記者はロシアに乗り込み調査しますが、現地で取材をしていた別の世界的に大きな新聞社は権力の前に屈している状況を目の当たりにする…

そしてこのSNSが発達した現代においても、公式メディアでなくても、フォロワー数が多かったり有名人であったりと「声の大きな」人が発する発言の方が信用されやすい、というのは変わっていません。
“真実“を見極める力っていつの時代も大事だな…と思いました。

3.糸

我らが倫也さんの事務所の後輩菅田くんと、小松菜奈のW主演。中島みゆきの名曲「糸」をモチーフとして、平成30年間を生きた2人の男女が紡ぐ物語です。

菅田くん演じる漣と小松菜奈演じる葵の2人は、中学生の頃に北海道の地で出会う。中学生らしくthe青春な感じで物語は始まるけれども、2人の“糸“はその後もなかなか結ばれない。

葵は東京・沖縄・シンガポールなど各地を転々とするけれども、漣はずっと北海道から離れられない。
それでもポイントポイントで2人は交錯しながら、それぞれの人生を生きていく。

漣と葵2人の主人公だけではなく、登場人物それぞれで描かれる人生は、なんてことない幸せな人生を過ごすことがいかに尊いを教えてくれる。
そんなお話でした。
平成史を振り替えるというストーリー構成もあり、平成4年生まれの私にとっては刺さるポイントもありました。
ポロポロ泣いてしまう映画でした。

4.青くて痛くて脆い

吉沢亮×杉咲花のW主演。吉沢亮演じる楓は人付き合いが苦手で内気な大学生。杉咲花演じる秋好はたいそうな理想を語って空気の読めない周りから浮いた存在。
そんな一人ぼっち同士の2人が大学で出会い、二人で秘密結社サークルを結成する。でもその世界から秋好がいなくなってしまった。
楓は世界から秋好を奪った者への復讐を開始する…

というお話。これは予告から見えるストーリーとはまったく違う方向に進んでいくため、原作未読な方にとってはネタバレ厳禁な作品かな〜と思います。

ただ、大学生特有の「青さ、痛さ、脆さ」がこの映画のタイトル通りにまざまざと見せつけられてくるような感じの作品でした。

私が一番好きだったセリフは柄本佑演じる、二人の先輩である脇坂のセリフ。
映画の終盤に脇坂が楓に語りかけた言葉にぐっと来ました。

人付き合いというものをどう考えるか、どう捉えるか
登場人物によって違った方法で人と付き合っていて、それぞれのやり方があっていいんだなとも思えます。
人付き合いに悩む人におすすめな作品かな?と思います!

イケてない大学生の役がこんなにもハマる吉沢亮も素晴らしい!何かのバラエティで、走り方がダサいと自虐的に話していましたが、うん…たしかにちょっとダサかった。笑(MIUの綾野剛演じる伊吹のカッコ良すぎる走り方を最近よく見ているので余計にそう思いました。笑)


8月の私的一番おすすめ映画は…何だろう。どれもかなり違った毛色の作品だから比較が難しい。
良くも悪くも一番心が動いたのは、「青くて痛くて脆い」かなと思います。公開してからまだ最も日が浅いですし、まだまだ上映あるでしょうから、まだ観ていない方はぜひ!

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〜〜あとがき的なやつ〜〜

いよいよ金曜日に我らが中村倫也さん主演映画「人数の町」が公開となります。
人そのものを“人数“として扱う、民主主義における多数決の原理やSNSのいいねといった、数の力への風刺的なものが根底にある社会派な作品なのかな…?というのが予告や各媒体のインタビューを見た時の印象です。
こういういわゆる社会派な作品は私とっても好きなので、推しが主演しているからってだけではなく、とっても楽しみです!
初日に見て、とりあえずネタバレ無し感想文を書こうかな…と思っております!